証し
昨日の夜。
知人への遠隔ヒーリングを終え、2階の寝室で仰向けになりました。
先ほどのヒーリング中は両手がとても熱くなり、椅子に座った自分の目の前に円柱型のストーブがあるようでした。
「きっと、いいエネルギーが出たんだろう」
眠る前にその「おこぼれ」をもらおうと、セルフヒーリングをすることにしました。
目の疲れがあったので、目から始めました。
真っ暗な部屋で、ちょうど顔を洗う時のように両手を揃えて目の上に軽く当てる。
そうすると、仄かな明かりを感じる。
普通、暗闇の中で手で目を覆ったら暗いままか、更に暗くなるはずなのに、手を当てるとなぜか明るくなる。
手を離して、もう一度目に当ててみる。
やっぱり仄かに明るい。
今から18年ほど前。
11年勤めた会社を何のあてもなく辞め、ウチの奥さんの勧めで2006年の12月から2007年の1月にかけてレイキヒーリングのアチューメントを受けたことがありました。
レイキヒーリングは、シンボルとマントラを使って高次元のエネルギーを自分や相手に流す手法(今ではほとんどやり方を忘れてしまいました)で、アチューメントを受けた後は毎日のセルフヒーリングが必須でした。
教わったセルフヒーリングは、頭や胸やお腹などの各部位に、決められた順番で自らの手を当てていくというもの。これも詳細は忘れてしまいました。
当時何もやることがなかった私は、真面目にセルフヒーリングを続けました。
そんなある日。
両手を胸に当てた瞬間、胸が大きく震えました。
まるで、手から胸に強い電気が流れたような感覚です。
その震えは全身に広がってしばらく続き、それらが終わった後はしばらく放心状態になりました。
この経験は私にとって非常に衝撃的で、翌日からもセルフヒーリング中にそれが起こることを期待しましたが、その後ビリビリが起こることは一度もありませんでした。
「あのビリビリはなんだったんだろう?」
今思えば、癒しの仕事をする「証し」のようなものだったのだと思います。
「いいエネルギーの通り道になるよ」
という証しです。
(あくまでも私の勝手な想像ですが)
日々施術をしていると、治る人と治らない人がいます。
そこには私には把握しきれない様々な原因や理由があって、私の施術が役に立つ時と、そんなに役に立たない時がある。
役に立った時はやっぱり嬉しい。
役に立たなかった時は、まぁ落ち込みはしないけれど、少し残念ではあります。
昨夜の不思議な現象も、「証し」だと思いました。
暗闇の中、手で目を覆ったらなぜか明るくなる。
「いいエネルギーの通り道になってるよ」
そんな証しをもらえた気がして、勝手に気分良く眠れた夜でした。