祈り その2

前回の記事に書いた「祈り」は主に施術に関するものでしたが、祈りは生きる上でも使えます。

特に、生きる意味や目的を見失った方には、折にふれて心の中で祈り続けることをオススメします。

生きる意味や目的を見失う。

これは特に高齢の方に多いですね。

高齢のお客さまからは、こんな声をよくお聞きします。

「もう長生きなんてしたくないです」

「早くお迎えが来て欲しいですわ」

若い人の中にも、生きることに疑問を持つ方がおられます。

「自分はなんのために生きているんだろう?」

「生活のためにお金を稼ぐことだけが人生なんだろうか?」

「誰かと自分を比較することや、競争すること、社会の基準に合わせて生きることに意味があるのだろうか?」

かつての私もそうでした。

でも、答えは無理に探さなくてもいいんです。

心を穏やかに祈り続けていれば、やがて自然に出てくる。

私は自分の経験からもそう信じています。


祈りは、飲食店で注文をするのに似ていますが、「唐揚げ定食」とか「焼き魚定食」など、必ずしも詳細に祈る必要はありません。

テレビ番組「SMAP×SMAP」のビストロスマップでも、ざっくりとした注文が幾つもありましたね。

「オーダー!旬の食材を使った料理!」

「オーダー!美味しい魚料理!」

「オーダー!和食!」

祈りは、これぐらいざっくりで構わないんです。

「私が神とお約束してきた人生を全うできますように」

「神のお役に立てますように」

「神と共に在れますように」


私は今日も祈ります。

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