最近の仕事
毎月通っていた近所の整体が閉店して、困っていたというCさん。
ご家族の方がウチの門に掛けてある白樺整体新聞をたまたま手に取って、「ここに行ってみたら」と言うので試しに来てみたそうです。
Cさんが2度目にウチへ来られたのは、初回の施術から約2ヶ月後のことでした。
「あれから全然来られなかったので、てっきり私の施術がCさんに合わなかったのかと思っていました」
「いえいえ。私に合いすぎて、この2ヶ月はずっと身体が楽でした」
その後も、だいたい2ヶ月に1回のペースで施術を受けに来られています。
Cさんの身体に合って何よりでした。

いつも遠方から来られているNさん。
先日の施術の最後は仙骨の調整でした。
私が施術をする時に、「この順番で施術をしよう」という意図はありません。
いつも身体に触れて感じたことに従って施術を進めます。
仙骨の調整の後にNさんの全身を感じると、全身が「シーン」となっている。
この日の施術は「これで終わり」という感覚でした。
翌日、NさんからLINEが来ました。
硬い骨としての仙骨の存在が感じられなくて、溶けたみたいになったそうです。でも、仙骨の存在感は有り有りと感じられる。
不思議ですね。
私も感じてみたいと思いました。

口内炎と消化器の不調で来られたYさん。
左の歯に被せていたセラミックが取れたけどしばらく放置→歯科で再度被せる→被せ直した歯がキツイ→口内炎や下痢などの不調が出てきた、とのこと。
被せ直した歯がキツイという違和感は今は無いそうです。
この日の施術は頭から始まりました。
頭に触れると、左頭部から左の歯の辺りに力が集まります。
そして、そこから右のお腹や脚まで力が伸びていく。
それらが解放されるまで待つこと40分近く。
その後、胸郭を調整して終わりました。
食べるのも辛かった右の口内炎は、翌日にはほとんど気にならなくなったそうです。
普通に食べられる。
普通って、本当に幸せなことですね。

最後は我が家のアイドル、桜文鳥のふくちゃん(7才)。
我が家で1番早起きのふくちゃんは、朝ごはんをガツガツ食べた後、まだ布団で寝ている私の方へ飛んで来ます。
ふくちゃんが私の右手の中に収まると、2人で1時間ぐらい寝ます。
時には左手に移って、またスヤスヤ。
幸せな二度寝です。
この時、ふくちゃんの身体の中で何かが動くことがあります。
呼吸や鼓動、内臓の動きなどの肉体的な動きとはまた別の動き。
ふくちゃんの身体の中だけが動いていることもあれば、身体を突き抜けて動くこともあります。
動きは一定ではなく、色々な形と方向へ変わっていく。
この感覚を言葉で上手く表現できませんが、整体の施術中に感じていることとほぼ同じです。
私はうとうとしながら、それらの動きに意識を合わせ続ける。
時間にすると、長くても10分ぐらいだと思います。
動きが終わると、手のひらに感じられるのはふくちゃんの肉体的な動きだけになります。
「きっと、オートマチックでヒーリングが起こっているんだろう」
・・・と、寝ぼけながら勝手に思っています。

私がいつも意図するのは、施術をはじめることと、目の前のお客さまと自分の感覚に誠実であること。
どんなことが起こるのか、どんな結果になるのかはさっぱりわかりませんが、「起こるべきことが起こる」という確信を持って施術をしています。

いつも施術や遠隔ヒーリングを受けてくださるお客さまに、心より感謝いたします。