龍に出会うワーク
私が時々観ているMOMOYOさんという方のYouTube動画の中に、「龍と出会うワーク」がありました。
このワークの趣旨は、私たちの意識を「5次元」に引き上げるというもの。
MOMOYOさんが言うには、高次元の存在である龍は、私たちがいる3次元までは降りて来られない。
でも、私たちが意識を5次元まで上げれば、そこまでなら降りて来てくれるそうです。
ワークの概要はこんな感じ。
「松果体(しょうかたい)」に意識を集め、その意識をハートまで降ろす。
数分そうしていると、私たちの意識レベルが「3次元」から「5次元」まで上がり、龍と出会える。
とてもシンプルですね。
動画のコメント欄を読むと、体感や感想は様々でした。
私の体感だと、このワーク中は自分の周囲の空間がいつもより明確に感じられました。
身体の周りを白い龍がぐるぐると回っているようにも感じましたが、これは思い込みかもしれません(笑)
エネルギーに敏感な方なら、きっと興味深い体感が得られると思います。
ただ、多くの方が最初につまずくのが、「松果体の位置」だと思います。
解剖図鑑を参照しながら、頭蓋骨模型で松果体のおおよその位置を示してみました。

頭蓋骨の中にある銀の球(マドラーの先っぽ、直径約9mm)が、松果体のおおよその位置です。
実際の松果体はこの銀の球よりも小さく完全な球体でもありませんが、動画の中でMOMOYOさんは松果体を「ピンポン玉」と表現していたので、イメージだけなら問題ないと思います。
「頭の中の空間」というのは、身体の他の部位よりも特定の位置を認識しずらいので、更に詳細を。
頭の中には「硬膜(こうまく)」というものがあって、これが脳の周囲を覆いつつ(この模型にはその部分の硬膜はありません)、脳の中にまで伸びて脳の間仕切りをするパーテーションのような役割も担っています。

「大脳鎌(だいのうかま)」が右脳と左脳を仕切る硬膜で、「小脳テント」が大脳と小脳を仕切る硬膜。
この二つが接続している部分に青いラインがありますね。
これが静脈(直静脈洞)で、その前にあるのが松果体です。
更にわかりやすく、ラインを引いてみました。

横のラインは、眉間から後頭部まで。
眉間の高さなので、耳よりも上ですね。
後頭部には触れるとよくわかる出っ張りがあって、横のラインはそこよりも少し上です。
縦のラインは、耳たぶの下の後ろ側にある出っ張った骨(乳様突起)を目印にしてください。
この二つのラインが交差する部分に左右両側から指を当てると、イメージしやすいかもしれません。
指の奥にある松果体の存在を意識する。
そして、その意識をハートまで降ろし、数分待つ・・・
余談ですが、施術中に「青龍と白虎が見えた」というお客さまがいました。
施術を受けている時は「思考」よりも「身体の感覚」に意識が向くので、自然に意識の次元が上昇して龍と出会えたのでしょう(おまけに白虎も)。
この他にも、施術を受けると必ず色が見える方や、身体の中と外の変化を驚くほど感じられる方や、遠隔ヒーリング中に「スピリットの存在」を感じるという方もおられます。
私は誰かの施術を受けてもここまでは感じないので、こういう感想をお聞きする度に「羨ましいなぁ」と思います。
「龍と出会うワーク」
興味がある方は動画を観ながら試してみてください。