がん検診


「毎年がん検診を受けるのはドキドキするんですが、年齢的に行っておかないと不安だし」

「家族ががんになったから、私も毎年検診を受けています」

「がん検診は受けた方がいいんでしょうか?」


時々お客さまからこういう声をお聞きします。

私の場合、毎年届く「がん検診の案内」はいつもゴミ箱へ直行です。

この案内の印刷も郵送も税金だから、「全都道府県で幾らかかってるんだろう?もったいないなぁ」と思います。

がん検診どころか、胃カメラもバリウムも飲んだことがないし、そもそも通常の健康診断ですらここ10年ほど受けていません。

『ならしみんだより 2025年1月号』より

がんは自覚症状がないまま進行します。症状がない時にこそ、検診を受けましょう。日本人の死因で最も多いがん。命を落とさないためには「早期発見」が大切です。

2人に1人はがんにかかる時代。


こんな風に言われると、みんな不安になりますね。


不安だから、がん検診を受ける。

実際に病院へ行って検診を受けている間も不安です。

結果が出るまで何日かかるのかは知りませんが、その期間も不安です(これは健康診断も同じ)。

「もしも悪い結果が出たらどうしよう?」

不安な感情が望まない未来を想像する思考を生み、更に不安は大きくなる。

この望まない未来を想像する思考は結果が出るまで続きます。


そして、結果発表〜!!

「問題ないですね」

「あぁ、良かったぁ!」

ホッと肩をなで下ろす。


あるいは、

「がんが見つかりました」

「ガーン!」

「でも、早期に発見できて良かったですよ」

「あぁ、はい・・・」

・・・微妙〜。


感情と思考が現実を創造するこの世界で、こんなジェットコースターのような体験を毎年繰り返すことが、果たして心身の健康につながるでしょうか?

私たちの身体のシステム(知性と言ってもいいでしょう)が正常に働いてくれるのは、私たちが安心平和希望を感じている時です。

日々体内で幾つも生まれているがん細胞は、身体の恒常性を保つこのシステムの働きによって駆逐されていきます。

逆の場合はどうでしょう?

全てを駆逐することはできません。

なぜなら、宿主である私たちの思考と感情が足を引っ張っているからです。

『県民だより奈良 2025年2月号』より

がんの早期発見 がん検診を受けましょう!!


医師の木村盛世さんによると、がんの早期発見と早期治療により「寿命が伸びるというエビデンスはない」そうです。


がんを早期に発見して治療をすると、医療機関が儲かる。

「早期発見!早期治療!」は、不安を煽るマーケティングの手法でしたか。

ビジネスですね〜(笑)

しかし、がんの検診にも治療にも私たち全員が加入している「健康保険」が使われるわけですから、検診を受ける人が増えれば増えるほど医療費は膨らみます。

パンパンに膨らんだ医療費のツケはもちろん、私たちに回ってきます。

以下は厚生労働省のサイトにあった表で、これを見ると私たちが支払っている「国民健康保険料」の限度額の推移がわかります。

右の赤線で囲ってある数字です。

ほぼ毎年上がっていますね。

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001323477.pdf

この表によると、平成12年(2000年)が60万円(12ヶ月で割ると5万円)

令和6年(2024年)が106万円(12ヶ月で割ると約8万8千円)

この24年で46万円のアップです。

これは、公務員や会社員が毎月のお給料から「天引き」されている社会保険料も同じ。

過去の給料明細を引っ張り出してきて今の明細と比較してみると、年々天引きされている社会保険料の額が増えていると思います。


国民全員が自分で自分の首を締めていると言っても過言ではありませんね。

『県民だより奈良 2025年2月号』より

「自分の健康は自分で守る」をモットーに検診を受けましょう

「自分の健康は自分で守る」をモットーにするなら、自分自身を愛し、日々の感情と思考を平和や安心で満たして、食べ物や生活習慣や身の回りの環境に気を配ることです。

例えば、出来るだけ新鮮で安全な食品(遺伝子組み替えでないもの、ホルモン剤や抗生剤が使われていない畜産物など)を選ぶ、国産の果物を選ぶ(輸入果物には防カビ剤が使われている)、食品添加物が何種類も使われた調味料や食品(加工食品、冷凍食品、インスタント食品、スナック菓子や甘いお菓子、ファストフード、多くの外食チェーン、コンビニ・スーパーの総菜やお弁当など。プラスチック容器のままレンジでチンすると更に有害)を食べない、小麦粉、白砂糖、精製塩、質の悪い油の摂取を控える、フッ素加工されたフライパンで調理しない、電子レンジやIHクッキングヒーターはなるべく使わない、水道水をそのまま飲まない、清涼飲料水を飲まない、人工甘味料や添加物が入っているお酒は飲まない、タバコを吸うなら無添加かオーガニックのものにする、人体と環境に有害な合成洗剤や柔軟剤を使わない、フッ素配合や洗剤同様の歯磨き粉は使わない、薬やワクチンはなるべく身体に入れない、電磁波の影響を軽減する工夫をする、天然素材のものを素肌に身につける、などなど。

これらを全く無視して毎年がん検診を受けるのは、「自分の健康を自分で守る」ことにはなりません。

そういう人は、「医者に病気を早く見つけてもらって、医者に病気を治してもらう」という、「自分の健康は医者まかせ」がモットーの人です。


「あなたはがんです」

「ガーン!」

こう診断されるだけで、感情のレベル不安から悲しみ、人によっては絶望にまで落ち込みます。

「でも、早期に発見できて良かったですね。治療すれば治りますよ」

わざわざ早期に発見しなくても、私の心が平和で、いつも質の良い食事をしていれば、がん細胞は勝手に消えていたかもしれないのに。

「私の身体にはがんがある」

「私は病気だ」

これを知ったことにより、望まない感情と思考が生まれ、がん細胞を駆逐する身体の働きにブレーキをかけてしまった・・・


がん検診や健康診断を受ける受けないは個人の自由ですが、「医者が言っているから」「市や県が案内しているから」「受けるのが当たり前だから」と盲目的に受診するのではなく、よく情報を吟味して、ご自分が安心して納得する方を選ぶことが大切だと思います。


賛否があるのは重々承知ですが、今日は書いてみました。

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