食品添加物について
昨日の「がん検診」からの続きで、今日は食品添加物について。
「食品添加物大国」の日本において、これをがんの原因から外して考えるわけにはいきませんね。
これについては、膵臓がんのステージ4から復活された竹原慎二さん(ボクシングの元ミドル級世界チャンピオン)の動画がわかりやすかったので、ご紹介します。
竹原さんは、ご自身の「がんの原因が何だったのか」を調べた結果、生活習慣(主に食生活)にあると考えたそうです。
お時間がある方はご覧ください。
視聴する時間がない方は以下に要約しましたので、このまま読み進めてください。
日本では約450種類の食品添加物が認められている。
欧米で認可されている食品添加物はもっと少ない。
その中でも特に危険性が高い食品添加物が、以下の10種類。
1.タール色素
清涼飲料水、冷菓、洋酒、漬物、たらこ、かまぼこ、ソーセージ、佃煮など。赤色2号・3号・102号、黄色4号・5号、青色1号・2号と表記されているものは特に危険。
2.亜硝酸ナトリウム
食肉、ハム、ベーコン、サラミ、いくら、筋子、たらこなど。発色剤で、胃がんの原因ともされている。
3.OPP(オルトフェニルフェノール)
輸入果物に使われている防カビ剤。
4.グルタミン酸ナトリウム
原材料には「調味料(アミノ酸等)」と記載されている化学調味料。旨味成分。
5.BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
動物実験で、脱毛、膀胱がん、甲状腺がんを誘発する可能性を指摘されている。BHAはバターや魚介加工品などに使用される酸化防止剤。BHTはプラスチック製品やカップ麺のカップなど、石油製品の安定剤として使用されている。
6.安息香酸、安息香酸ナトリウム
食品の腐敗を防ぎ、カビや細菌が増殖するのを防ぐ。栄養ドリンク、シロップ、醤油、酢、マーガリン、シャンプーなど。
7.ソルビン酸、ソルビン酸カリウム
細菌やカビの発生・増殖を抑える働き。ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、はんぺん、漬物、イカの燻製など。ソルビン酸は発色剤である亜硝酸ナトリウムと同時に取ると、発がん性のおそれがあると言われている。
8.次亜塩素酸ナトリウム
果物、野菜、海藻、しなちくなどの食品の殺菌に使用。水道水にも使われている。使用されていても表示義務が免除されているので、原材料には表示されない。回転寿司のネタや海藻に残留していたという報告もある。コンビニのカット野菜、サラダ等もこの漂白剤が使用されていると言われている。
9.過酸化水素
漂白・殺菌剤として使用。主にかずのこの漂白等。これも次亜塩素酸ナトリウムと同様に表示義務が免除されている。
10.亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム
生食野菜、柑橘類、さくらんぼ、桃、ぶどう等の漂白。
後は、精製したもの(白いご飯、白砂糖、精製塩)をなるべく食べないようにしているそうです。
竹原さんはかつてレモンを皮ごと食べていたらしく、それもがんの原因の一つだったのかもしれません。輸入果物には防カビ剤やワックスが使われていますから、お酒やソフトドリンクにレモンを皮ごと入れるのも危険です。
ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉には上記の食品添加物が使われているので、使われていないものを買いましょう。
以上です。
私も食品を選ぶ時は、必ず裏の原材料ラベルを見て、食品添加物が使われていないものを買うようにしています。
ただ、外食をする時には食材や調味料の中身を確認しようがないので、なるべく安全そうなお店を選ぶことにしています。ファストフードやチェーン店はまず選ばないですね。
食品添加物についてもっと詳しく知りたい方には、この本もオススメです。私が食について真剣に考えるようになったのは、この本がきっかけでした。

『食品の裏側』
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「食品や調味料に貼ってある原材料なんて、チェックしたことなかった」
という方は、これを機会に見てみてください。
スーパーやコンビニ、自宅の冷蔵庫に入っている調味料や食品など。
多分ゾッとしますよ(笑)