花粉症対策
今年も花粉症で苦しんでいる方が多いと思います。
かく言う私も、以前は酷い花粉症や鼻炎に苦しんでいました。(今でも不摂生をすると鼻炎になります)
今日は私が試してみて花粉症や鼻炎に効果があったものをご紹介したいと思います。
さとう式リンパケア
とても簡単な体操で、動画を観ればどなたでもすぐに覚えられると思います。
- 左右どちらかの鎖骨の下、胸の真ん中に近い部分のくぼみを押して、圧痛点を確認。
- 圧痛点に優しく触れ、肘を曲げたまま肩を後ろ回しに動かす。
- 筋トレ。女性なら合掌したまま10秒。男性なら腕立て伏せを10回。
- 指を鎖骨に軽く当て、肘を曲げたまま肩を後ろ回しに動かす。
- 両手で胸に触れて筋肉をゆらゆら揺らした後、サササーと下方向に撫でる。
- 脇の下に手を入れ、腕を大きく上げてからはさみ、深呼吸。
- 鎖骨の下の圧痛点の痛みに変化があるか確認。
- もう片方も同じように行う。
これをやると、花粉症で詰まっていた鼻が結構楽になります。
ただ、動画の中で佐藤青児さんも仰っている通り、大火事のように症状が酷くなってからだと効きにくいかもしれません。
予防と緩和も含めて、日々続けることが大切ですね。
背腹運動
メトロノームのように身体を左右に動かしながら、同時にお腹も動かす運動。正坐かイスに坐っておこないます。

この運動の目的は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを整えること。
身体を左右に動かすことで、背骨の左右に沿って頭の下から尾骨まで伸びている「交感神経幹」が刺激され、お腹を出したり引っ込めたりすることで、腹部内臓に走行している「迷走神経(副交感神経)」が同時に刺激されます。
自律神経のバランスは、花粉症などのアレルギー症状とも深く関わっているので、背腹運動はこのシーズンにはもってこいだと思います。
最初はちょっと難しく感じますが、慣れるとクセになるぐらい気持ちいい運動です。(さとう式リンパケアより難易度は高いです)
この運動は鼻も楽になるし、精神も落ち着きます。
本運動に入る前の準備運動もあるので、動画を観ながらチャレンジしてみてください。
ジャムーティー
今まで飲んでいた『ジャムーティーブラック』は、「ステロイド成分(デキサメタゾン)が検出された」との報道を受けて、販売停止になりました。花粉症に効果を感じていたので、残念です。
ジャムーティーブラックに含まれていたとされるデキサメタゾンは、1日摂取量に換算すると、約15マイクログラム。これは、成人の1日最低量とされる量(0.5mg)のなんと約35分の1!!
危険ですね〜。
しかし、販売元が分析検査に出したところ、デキサメタゾンは検出されなかったそうです。
花粉症のマーケットはドル箱なので、個人的には「怪しいなぁ」と思っていますが、買えないものは仕方がありません。
今はこのジャムーティーを飲んでいます。


ジャムーティーブラックと違い、このジャムーティーにはコーヒーが入っていないので、「ティー」というよりは「スパイススープ」という感じ。

あとれとわの塩を入れて、美味しくいただいています。

ここのところ毎朝飲んでいて、花粉症の症状が酷く出ることがないので、効いているのだと思います。
最後に
大学進学と共に一人暮らしをはじめた頃から、酷い花粉症になった私。
今振り返ると、その原因は完全に「食生活の乱れ」でした。
スポーツドリンクやコーラなどの清涼飲料水、缶コーヒーやインスタントコーヒーを飲んで、健康に良いと思って牛乳も毎日欠かさず飲み、コンビニ弁当、ほか弁、インストラーメン、大学の学生食堂、ファミレス、ハンバーガー、牛丼、菓子パン、お菓子などを常食。
社会人になってもその習慣は変わらず、食には無頓着でした。ビタミンやアミノ酸入りの清涼飲料水、カロリーメイトやウイダーinゼリーなんかは「身体に良い」とさえ思っていました。ほんとに驚くほど無知で、企業のCMにちゃんと洗脳されていましたね。「日本の大手メーカーが身体に悪いものを売るはずない」って。
結果、花粉症のシーズンは「今日も花粉が多いんやなぁ」と嘆きながら、ほぼ毎日「薬」を飲んでいました。
花粉症は、「花粉症という結果」に対策をすればいいものではなく、「原因」にアプローチする必要があると思います。(これはどの症状でも病気でも同じです)
「花粉症の原因は、花粉じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、「花粉」は体内に蓄積した毒素による炎症が「症状」として現れるための「引き金」の一つに過ぎず、本当の大きな原因は「食生活」や「生活環境」にあると思っています。
要は、「食生活」や「生活環境」から、体内に炎症を起こす「毒」の摂取をできる限り減らすことです。
それが原因にアプローチする方法で、私もそれで花粉症の症状がかなり軽減されました。それだけでなく、猫アレルギーもほぼ無くなりました。

「食生活」や「生活環境」で身体に負荷をかけるものは過去のブログにもよく書いているので、今日は簡単にまとめたいと思います。
食生活で気をつけることは、以下の物が含まれた食品や飲み物はなるべく身体に入れないこと。
- 食品添加物
- 小麦粉
- 砂糖(特に白砂糖と人工甘味料はNG)
- 植物油
- 薬(食べ物ではありませんが、口に入れる物くくりで)
野菜は、農薬や化学肥料が使われていないものを無理のない範囲で選びましょう。牛乳などの乳製品(私は植物油の代わりにバターは使っています)、お酒、普通の紙タバコや電子タバコも控えめに。ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉も要注意です。
あの頃の私にこんなことを話したら、「そんなん言うてたら、何も食べられませんよ!」って、逆ギレされると思います(笑)
生活環境でいうと、大手メーカーの柔軟剤・合成洗剤・除菌スプレー(車のエアコンの吹き出し口につける商品も)、手のアルコール消毒などは使わないこと。あと、電磁波も身体に影響するので、「減らす」工夫はした方がいいと思います。
ケムトレイルやマイクロプラスチックなどで大気も汚染されていますから、外出時はマスクをしておいた方が無難です。ただし、不織布マスク自体からもマイクロプラスチックやPFASなどの有害物質を吸入してしまうので、マスク選びも大切です。
「原因」を取り除かずに「結果」を変えようとすることは、火事場にガソリンを撒きながら消化活動をしているようなもの。
病院や市販薬に頼る前に、ぜひ原因を見直してみてください。