ライフレビュー
ライフレビュー (Life review)、ライトレビュー(Light review)
人が死ぬと、可視光線のレベルにある第三の天界(光の天界)に行くことになるが、その人間はそこで人生全体を振り返ることになる。このレビューでその人間は、「行為の観察者」、「行為の実行者」、「行為の受け手」として、その人生における出来事をすべて再体験することになる。ライフレビューのときに出てきたその人生での未解決の問題が、次の転生の計画の基盤となる。このレビューは第三の天界(光の天界)で行われるため、「ライトレビュー」とも呼ばれる。
私たちはこの物質世界を去った後、今回の人生の全てを「ライトレビュー」で振り返ります。
「ライトレビュー」では、自分の言動はもちろんのこと、思考や妄想や意図や感情までが全部まる見えになる上に、自分と関わった他者のことまで全て再体験することになる。
恐ろしいですね(笑)
よく「バチが当たる」とか「あの世(地獄)で罰を受ける」と言いますが、私は、裁きを下す閻魔大王みたいな存在も、この世でおこなった愛から遠い思考や言動に対しての罰も「ない」と思っています。
スピリットに戻った自分自身が、「ライフレビュー」を観ることで気づきや内省が起こる。罰はそれだけでもう充分です。
今でさえ過去の自分の思考や言動を振り返ったら取り消したいことばかりなのに、今よりも遥かに目覚めた本当の自分が観たら、それはもう猛烈に後悔して懺悔して、やり直したいシーンだらけだと思います。
だから、私たちはまたこの物質世界に何度も何度も生まれてくる。
ここに生まれてくる存在たちは、偉大なる「知っている状態から」生まれてきながらも、結局は、社会意識のプログラミングを受けて「何も知らない状態」へと追いやられてしまうのだ。それがここで起こることである。そして、この天界で先に進むのがしばしば困難なのも、やはりこのためである。
私たちは生まれた時の「全てを知っている状態」から、成長と共に親や学校や社会による「社会意識」の影響を受け続け、全てを忘れて感情の中毒になり、この肉体を使い尽くしてしまう。
そして、死んでから「ライフレビュー」を観て、また反省。「やってもた〜!」「次の転生では神の意識を持ち続けよう!」「またやってもた〜!」「今度こそ!」・・・この繰り返し。

この「ライフレビュー」のことを知ると、生きている間に誰かに復讐する必要がないこともわかります。例えば、「あの時自分がどんなに傷ついたのかを、相手にわかってもらいたい」「やられたらやり返す!」なんて、この世で相手に思い知らせることはない。
その相手がいつか寿命で死んだら「ライフレビュー」で人生を再体験して、あなたの傷ついた気持ちまで同時に体験するわけですから。
私が生きている「今この瞬間」を、肉体を脱いで非物資世界に戻ったスピリットの私が「ライフレビュー」で観ているとしたら?
思いも、言葉も、行動も、スピリットの私が観て誇れるように生きたいと思いました。
今日の引用は『ラムサ ホワイトブック』より
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