最近のあれこれ
今日は、ここのところあったあれこれをまとめて書きたいと思います。
少し長くなります。お時間がある方は読んでみてください。
23日(月)
船橋通り商店街にあるメガネ屋、ナラオプティークさんへ行ってきました。
私は二つメガネを持っていて、一つは「遠くを見る用」のメガネ。もう一つは、パソコンや本などの「手元を見る用」のメガネです。
前者は7年前にナラオプティークの寺田さんにレンズを作ってもらったもので、後者は寺田さんの師匠である田村智則さんのところ(大阪の江坂にある視覚情報センター)で14,5年前に作ってもらったものです。
ここ数年、遠くを見る用のメガネが見えずらくなってきたので、このレンズの度数を少し上げてもらおうと思い伺いました。

寺田さんのところでおこなわれている眼の検査は「両眼視機能検査」というもので、両目の使い方のクセや眼を動かす外眼筋の力などを、詳しい説明を交えながら1時間ほどかけて丁寧に診てくれます。
検査の冒頭で近視の数値を測定すると、7年前より若干上がっていました。遠くが見えずらくなってきたのは、シンプルに「近視が進んだから」でした。
次はこの原因を探ります。「なんで近視が進んだのか?」
検査の中で気が付いたのは、対象物をぼんやり観ている時と、しっかり見ようとする時の「体感の差」です。ぼんやり観るモードから、文字をしっかり見るモードに変えると、目や眉間にぎゅっと力が集まります。これは、対象物をしっかり見ようすると、眼の向きを操作する外眼筋(眼の周囲についている6本の筋肉)に力が入るために起こる作用。外眼筋は身体の他の筋肉と同様に、力を入れ続けると疲労します。
次に、度を合わせたレンズの上からプリズムレンズをつける。すると、目も眉間もリラックスしたまま文字が読める。不思議ですね。プリズムの詳しい仕組みは知らないのですが、これがレンズに使われていると、外眼筋がリラックスしたままで文字が読めるそうです。
「へ〜!凄い!」思わず声が出てしまいました。
私の場合、日中は裸眼でいることが多く、本を読む時やパソコンで仕事をする時は近くを見る用のメガネをかけ、テレビや遠くを見たい時は遠くを見る用のメガネを使う程度。両方のメガネにプリズムが使われているので、メガネをかけている時はそんなに眼は疲れないはず。
となると、原因はスマホしかありません。5年前にスマホを購入してから、裸眼で毎日しっかり見ています(笑)
近くをしっかり見ようとする時は、「両眼を寄せよう!」と、脳からの指令で目玉の内側についている内直筋が働き、目玉を内側に引っ張ります。(現代社会ではこういう眼の使い方がほとんどかもしれません)
これが毎日続くと、内直筋も疲労するし、引っ張られ続ける柔らかい目玉の方もダメージを受ける。どおりで、目の内側がよく痛むわけだ。
下のイラストは、外眼筋のうちの「外直筋(目を外に向ける筋肉)」と、「内直筋(目を内に向ける筋肉)」を表したもの。近くの対象物にピントを合わせる時は、赤の矢印の方向に両眼が引っ張られます。

寺田さんと相談して、今回は私が当初希望していた「遠く用」ではなく、「手元用」を作り直すことにしました。
今持っている手元用のメガネよりも焦点を少し手前に設定して、スマホの時にも使えるようにお願いしました。
これで眼と外眼筋の疲労が軽減すれば、また視力が回復してくる可能性も充分にあります。遠く用のレンズの作り直しは、それから考えることにしました。
現代の社会では、「PCやスマホがないと仕事ができない」という方が大多数だと思います。多少眼が疲れていても、頭が重くても、肩がこっていても、私たちは我慢してそれらを使い続けます。おまけに、仕事以外でも暇があればずっとスマホを触ってしまう・・・。
これが毎日休みなく何時間も続けば、当然のように眼球や外眼筋も悲鳴をあげるし、頭や色んな所にも不調が出てきます。病院へ行っても、薬を飲んでも、整体や鍼やマッサージを受けても、PCやスマホを使う時間を減らしたり使い方を変えない限り、症状はまた繰り返します。
眼を酷使する生活が変えられない方の場合、寺田さんが作るような「メガネの力」を借りるのもアリだと思いました。
帰りに、向かいにある五ふしの草さんで買い物。ここへ来るのも何年ぶりか。
店主の榊原さんご夫妻と少し話せたのもいい時間でした。
24日(水)
雨の水曜日は名古屋へ。
奥歯がほんの少し欠けたので、歯の治療に行ってきました。
当該箇所を治療した後、歯のクリーニング。歯科衛生士さんに「歯石が全然無いですね」と褒められて、ちょっといい気分になりました。
最後に院長先生に身体の不調を聞かれ、「少し前まで右耳が不調で、あとは左骨盤の辺りに違和感があります」と答えると、いつものOリング検査。
「耳は何も無いね。腰は骨盤というより、もうちょっと上」と、左腸骨稜の少し上に触れられる。確かに、そこです。
ベッドに仰向けになり動診。脚の屈曲や股関節の外旋で、左脚の可動域に制限がある。その後に左足裏を「ぐっぐっ」と軽く指圧される。再度チェック。左脚の可動域の制限が取れて、Oリングの反応も消える。
「どう?」
「はい。大丈夫です。相変わらず、何でも出来ますね(笑)」
次回は、7月2日(水)に行く予定です。
名古屋駅に戻り昼食。
ベジタリアンの食堂でハンバーガーを食べました。

お肉の代わりに「おからこんにゃく」が使われた、照り焼きチキン風バーガー。自家製バンズも米粉です。お味噌汁とフライドポテトが付いて1,420円。満足しました。
帰りのバスまでたっぷり時間があり、スマホのマップに「観光」と入れる。徒歩5分ぐらいに「ノリタケの森」が出ました。
とりあえず行ってみよう。
施設に入ってすぐ美術館がありました。
開催中の個展「はたとしのぶ/世界一周落書き展」がとても良くて、広い展示スペースをぐるりと1周してから、更にもう1周しました。船旅中に描かれたスケッチがどれも素晴らしい。在廊中の作家さんとも少しお話をしました。

7月2日にまた観に来ようと思ったら、会期が29日まででした。残念!



26日(木)
昨日買った赤紫蘇。
茎から葉を取りながら水で洗っていると、黒いつぶつぶがいくつも落ちる。おそらく虫のフンです。
洗いながら葉をよく見ると、案の定、芋虫さんがいました。合計6匹。見つける度にコップに入れ、我が家の裏庭へリリース。
葉をザルに上げ、一晩乾かす。
今日の午前、赤紫蘇の葉を塩でもみながらアクを抜き、梅干しと一緒にカメに入れました。
途中で追加した松葉も、梅酢に漬かっていい感じの色です。

表の車通りが少なくなる8月のお盆の頃に土用干しをしたいと思います。