楽器演奏と脳の関係
2023年の9月にギターをはじめて、もう2年が過ぎました。

最近練習しているのはこの曲。
サザンオールスターズの『瞳の中にレインボウ』。
ノリのいい16ビートで、時々カッティング(歯切れよく音を切る)もありで、弾いても歌っても楽しい曲。
ギターをはじめて1年目は、スガシカオさんの『坂の途中』(これも名曲です)をよく練習していたのですが、ここ2ヶ月ぐらいは『瞳の中にレインボウ』ばっかり弾いています。
サザンの曲はこの頃が特にいいですね。カラオケに行ってもよく歌います。

楽器演奏と脳の関係について、こんな記事がありました。
『楽器演奏を4年続けた高齢者は「脳の老化」が停止』
https://www.sankei.com/article/20250821-VGJHHW4UABOVNEZH2A34GQZG4M
『音楽で、脳の複数領域が活性化。演奏によって、右脳と左脳の結びつきが強化』http://www.bunnemusic.jp/column/benefits.html
演奏して楽しい上に「脳も活性化する」なんて。
こんなお得なことはありません。
楽器をはじめるのは何歳からでも遅くないし、一生続けられる趣味だと思います。
「ギターはちょっと難しそう」と思われる方は、ウクレレからはじめてみるのもいいかもしれません。
弦の数もギターに比べると少なく、ナイロン弦で指にも優しいし、サイズも小さくて持ちやすい。
ちなみに、私もウクレレからはじめました。

「ホムンクルス 脳地図」「ペンフィールド 脳地図」などで検索すると、頭でっかちで唇と舌と手が異様に大きい人の絵が出てきます。
これは、脳が身体のどの部位をより多く知覚しているのかを意味するもので、その絵の通り、私たちが「手を動かす」「手で感じる」ことには、脳の運動野(身体を動かす指令を出す部位)と感覚野(五感で得た情報を処理する部位)の多くの範囲が対応しています。
このことからも、楽器の演奏で複雑に手を動かすと脳が活性化されるというのは大きく頷けます。
余談ですが、私の場合、ウクレレやギターをやりはじめてから明らかに手相が変わりました。特に芸術に関する線が変わりました。
手の運動と感覚を司る脳の範囲から考えると、当たり前と言えば当たり前の現象ですが、脳と手相のつながりも興味深いですね。
「最近、物忘れが多くなった」
「脳の機能を向上させたい」
「運命を変えたい(笑)」
なんて方は、楽器を手に取ってみるのもいいと思います。

