怖い中国食品、不気味なアメリカ食品
最近読んだ本です。

『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』
タイトルの通り、なかなか怖ろしい内容でしたが、結構読みやすくて3日ぐらいで読めました。
以下は各章ごとのざっくりとした内容です。
これを読むだけでも、『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』というタイトルの意味がわかると思います。
第1章 ホルモン漬けのアメリカ産牛肉
アメリカ産牛肉に和牛の600倍のホルモン。急増する日本人のホルモン依存性がん(乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、精巣がん)。精子の減少と将来の不妊を招くリスク。
第2章 知らずに食べている中国産米の恐怖
日本の基準値の数千倍という中国の土壌汚染。あなたも煎餅などのお菓子類・外食産業などで中国産米を食べている。「自分が食べないものなら有毒でも売ってしまおう」という『易毒相食(えきどくそうしょく)』という考え方。中国政府もコントロールできない未承認GM(遺伝子組み換え)米が蔓延。鉱山や工場からの排水の1/3以上が未処理のまま川や湖に流されている。田畑のそばを流れる農業用水はゴミだらけ。
第3章 中国食品に携わる人々の告白
中国は偽装食品のワンダーランド。中国産キムチが「韓国産キムチ」として売られている。中国産の食品を使ってる日本の飲食店関係者からの告白。食品輸入会社の社長から聞いた実態(日本へ輸入される「活きアナゴ」に、5〜7割ぐらい死んで古くなったアナゴが混ぜられているなど)。
第4章 中国産鶏肉が危ない!
コストダウンのため、暗闇で超過密飼育。人が飲まないような水を飲ませる。死なせないように出荷直前まで抗生物質を使うので、中国産鶏肉に抗生物質が残留するのは当たり前。中国産の「鶏肉調製品」で代表的なものは、唐揚げ、焼き鳥、フライドチキン、チキンナゲット、ミートボール、竜田揚げ。外食産業も加工食品も表示義務がないので、消費者に鶏肉の産地はわからない。
第5章 総距離1万キロの中国食品潜入紀行
販売用の豚肉に殺虫剤を振りかける中国人女性。泥水に浸かった漬物が日本へ送られている。青菜の漬物は、むき出しのままトラックに積まれて長時間輸送。中国人が農薬を使う本当の理由。中国産アサリから除草剤の成分が検出されるわけ。ハエだらけの魚フライ加工場。
第6章 学校給食に入り込む中国食品
「食育」を忘れ、危ない中国産を使い続ける自治体。全国版のアンケート結果でも中国産食材のオンパレード。栄養士・調理員が選んだ「本当は使いたくない中国食材」。中国産が学校給食に入り込んだ理由。
第7章 アメリカ産危険食品
グローバル化の目的。検疫で摘発されるアメリカ産農産物の違反事例。NAFTA(北米自由貿易協定)以降、メキシコは世界一の肥満国になった。牛・豚・鶏や牛乳に残留する抗生物質。日本はGM(遺伝子組み換え)食品の実験場。国産牛乳がアメリカ産飼料で汚染されている。小麦にも大量の残留農薬。それでも危険な食品の輸入を認める政府。
第8章 遺伝子組み換えはアメリカの国家戦略
日本に流入する大量の遺伝子組み換え穀物。フランスのスーパーにGM食品はなかった。ラットに生涯GM食品を食べさせる実験をおこなったセラリーニ教授に独占インタビュー。原材料表示の抜け道。子供に食べさせたくない異性化糖(果糖ぶどう糖液糖)。

特に第5章は、『クレイジージャーニー』の丸山ゴンザレスさんの回のようなスリルもあって、おもしろく読めました。
こういう本を読むと、安全は与えられるものではなく、私たち消費者が選ぶものだということがよくわかります。
「国が安全だと認可しているものだから」
「海外から輸入された食品は全て検疫でチェックされているはず」
「有名な企業が作っているものだから」
「メディアで紹介していたから」
「みんな食べているから」
「大丈夫!」
というのは、残念ながら大きな間違い。
市場には有害な食品が溢れかえっています。
しかもそれらは、食べて飲んですぐ病気になるような即効性の毒ではなく、食べ続けて飲み続けて何年も何年も経ってから効果が現れる遅効性の毒です。
様々な毒素(食品以外のものも含まれます)が蓄積した結果による病気の原因は特定できません。
「遺伝」「加齢」「ストレス」「偏った食生活」「細菌やウイルス」などが原因とされるのが関の山でしょう。
「私が乳がんになったのは、残留エストロゲン(女性ホルモン)だらけの輸入肉を食い続けたせいや!責任取れ!」と言ったところで、国も企業も誰も責任は取ってくれません。
食品を買う時は、自分の目で原産地や原材料表示をよく見て、わからなければ調べて、「自分と家族の健康」についてちゃんと考えてから選ぶことをオススメします。
外食をする時は「安さ」に注意。
安いものには安いなりのわけがありますから。
日本を含めたあらゆる国家や企業が毒だらけの食品を世の中に蔓延させているからといって、怒る必要はありません。
私たちがそれらを選ばず、粛々と安全なものを選び続ければいいだけ。
知識を持って安全なものを選ぶ人が世の中に増えれば、メーカーも売り場も飲食店も、やがては国家も変わっていくと思います。
『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』
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