行為から一歩後ろに下がる

施術や遠隔ヒーリングをする時は、その行為から「一歩後ろに下がって」存在するようにしています。

要は自分がするのではなく、おまかせするんです。

誰に?

それは、「高次元の存在」です。

「大いなる存在」と言ってもいいし、「神」と言ってもいい。

私はいつもそういう存在にお願いしながら、施術や遠隔ヒーリングをおこなっています。

「どうぞ私を使って、この方に最善をおこなってください」

私が意図するのはこれだけです。

自分が好きなアセンデッドマスターや、物資世界を去った治療家にお願いしてもいいし、何かの宗教を信心されている方なら特定の神や仏を思ってもいい。

後は心を静かに待ち続けると、目の前の相手にすべきことに自然に導かれていきます。


先日、腰痛で来られたお客さまの全身を静かに観察していると、お腹に導かれました。

お腹にそっと手を置きます。

そのまま静かに待っていると、手が圧をかけながら沈んでいく。特定の方向へ圧をかけたり、手のひら全体で少しねじったり。解剖学も分析も脇において、その動きにおまかせすること約30分。

受けているお客さまからは「手で触れているだけですか?」「気功ですか?」とよく聞かれるのですが、手は「ある方向性」を持って動いていることがほとんです。

その次は左脚でした。

左足首と左腸骨(骨盤)の下に手を差し入れて待つと、また手が自然に動き出します。左脚全体をねじったり、伸張したり圧縮したり、体幹の方へ押し込んだり。これも手におまかせです。

左脚の次は骨盤でした。

骨盤全体を両手のひらで優しく包み込むように触れると、腸骨を挟んだ左右の手のひらが圧をかけ始めます。圧をかける強さも方向も一定ではなく、時と共に変化していく。

骨盤が終わると、最後は頭。

頭の下に両手を置き、頭全体を感じる。これも手にまかせます。頭の場合は、手はそのままで意識だけを特定の方向に当てていることもあります。

頭が終わったら再び全身を観察。

全身の動きが静かで均質になり、導かれる部位がなくなったので終了です。

お客さまにベッドから起き上がってもらうと、まだ腰が重くて痛いと仰っていましたが、玄関でお見送りする頃には「あれ?腰が随分軽いです!」と喜んでおられました。


私のようなやり方に興味がある方は、相手のどこかに触れて「待つ時間」を習慣にすることから始めるといいと思います。

本格的な施術に入る前に、相手と自分と空間をぼんやり感じながら、ただ静かに待ってみる。

意図も期待も思考も何も持たず、「何を感じられるか?」を観じ続ける。

この時間は1分でもいいです。

たった1分でも、慣れるまでは「不安」や「焦り」が顔を出すでしょう。私もそうでした。


「こんなことやってて意味あんのかなぁ」

「待ってるだけで時間がどんどん過ぎていくやん」

「お客さん、今どう思ってるやろ?」

「あかん・・・なんもわからん(汗)」


それでも静かに待つ。

そしていつも通りの施術が終わったら、また全体を観じてみる。

「最初と最後でどう違いがあるか?」

これを信じてやり続けていると、ある日突然何かを感じられるようになります。

やがて、不安も焦りも、意図も分析も、我もプライドもどんどん消えて、導きを感じてその流れのままに施術をするのが心地よくなっていきます。

逆に、頭であれこれ考えて「自分でやろう」とすると、導かれている感覚がなくなり、文字通り「自分でやる」ことになります。もちろんそれが好きな方はそれでやるといいのですが、私は5年ぐらいそれでやり続けて大きな壁を感じました。

今は壁は感じていなくて、自分の存在がクリアであれば、起こることは自然に起こると思っています。


ちょっとしたコツとしては、自分の意識を後頭部の少し後ろぐらいに置くイメージを持つといいと思います。

自分をすぐ後ろから観察している感じです。


この感覚は日常生活でも使えます。

行為から一歩後ろに下がる意識を持つだけで、感情も思考も静かになります。

感情と思考が静かになると、沢山の恩恵があります。

興味がある方は実践してみてください。


遠隔ヒーリングをご自分でやってみたい方は、こちらの記事もどうぞ。
https://note.com/shirakaba_2025/n/n7840c2aa13e4

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