クイックシューレース
結ばない靴紐、「クイックシューレース」を、ウチにある2足の靴につけてみました。
Onのクラウドベンチャーウォータープルーフ
まず1足目は、「On(オン)」の「クラウドベンチャーウォータープルーフ」。
名前の通り完全防水です。
私は普段「ビブラムファイブフィンガーズ」を好んで履いていますが、雨の日や寒い日はこの靴のお世話になっています。
On オフィシャルサイト
https://www.on.com/ja-jp/
ただ、この靴の難点は紐が緩みやすいこと。歩いていると自然にほどけることがよくあり、履くたびにストレスを感じていました。
元々の紐がこちら。
ほどけない結び方を毎回するのも面倒で、「SPLC」というブランドのこちらの紐に変えました。
『SPLC 結ばない靴紐』
https://amzn.to/4cuz0lC(Amazon)
元々ついていた紐と同様に細い紐(ただし伸縮性はありません)で、靴との相性も良く、使い勝手も抜群。紐が緩むこともなく調節も簡単。これでノーストレスになりました。
VivobarefootのトラッカーテキスタイルFG2
2足目は「Vivobarefoot(ビボベアフット)」の登山靴、「トラッカーテキスタイルFG2」というモデル。こちらも完全防水です。
ベアフットシューズ(素足感覚で歩ける靴)界隈では有名な「ビボベアフット」。このブランドは何年も前から気になっていて、この冬に思い切って購入しました。
ちなみに私は登山はしないので、完全に冬の街履き用です。
Vivobarefoot Japan オフィシャルサイト
https://vivobarefoot.co.jp/
靴紐を変えた理由は、単純に「ハイカットの靴は紐を結ぶのに時間が掛かるから」。
下記のブーツ用クイックシューレースを選びました。
『Lock Laces 結ばない靴紐 ブーツ用』
https://amzn.to/3veBC6C(Amazon)
「Lock Laces」はゴム製の紐で、ハイカットの靴だと特に具合がいいですね。着脱が格段に速くなりました。歩いている途中でも締めたり緩めたりが簡単にできます。
あと、普段ハイカットの靴を履かないので、足首がガチッと固定されている窮屈さに違和感を覚えていましたが、紐をゴムに変えたら程よくアソビができて、歩くのも楽になりました。
いつか登山をするようになったら履いて行こうと思います。
オンとビボベアフットの比較
最後に、オンとビボベアフットの比較。
写真で見ると一目瞭然ですね。
オンのソールは分厚くて、つま先よりも踵(かかと)の方がより厚い。一般的なスニーカーと同じ、「衝撃から足を守る形状」です。
一方ビボベアフットのソールは薄く、つま先と踵の高低差もゼロ。一般的なスニーカーとは違い、衝撃から足を守らない「素足に近い形状」です。これはビブラムファイブフィンガーズも同じコンセプトです。
足先はオンの方が先細りで、ボベアフットは広め。細いと5本の足指が締め付けられて自由度は減り、広いと足指の自由度は増します。
着用感は、オンのこのモデルはソールが硬めなので、歩行の着地時にソールが無駄に沈み込んでいく感じが少なくて結構好みです。足先が広ければ尚良しでした。
ビボベアフットはソールが薄く高低差もないのですが、逆にフラット過ぎて、足裏との一体感がちょっと乏しいですね。そもそもこのモデルは登山用なので、凸凹がある道でより足裏に馴染む用に設計されているのかもしれませんが・・・。もう少し使い込んでソールが足に馴染むのを期待したいと思います。
なんだかんだ言っても結局、歩いていて一番楽しいのは、このビブラムファイブフィンガーズ。
私の様に人目を気にしない方にはオススメです。