花粉症の原因と対策

2月も終わりに近づき、そろそろ花粉症を心配される方も多いのではないでしょうか。


私が初めて花粉症になったのは1993年の春でした。

大学進学のために東大阪で一人暮らしをして、ちょうど1年経った頃です。

ある日突然始まった、止まらないクシャミと鼻水。

「これが鼻炎ってやつか(涙)」

当時「花粉症」という名前は、まだ世の中にはそんなに定着していなかったと思います。

そのため、清掃のバイトでホテルへ行った時には、元請けの社員さんによく怒られました。

「五郎、そのクシャミと鼻水はなんとかならんのか!明日には治してこいよ!」

「できるもんなら僕もそうしたいんですけど・・・」

症状は年々酷くなっていき、毎年この季節が憂鬱でなりませんでした。


花粉症の原因はズバリ「花粉」だと言われていますが、花粉を吸い込んでも「花粉症になる人」と「ならない人」がいる。

私が花粉症を発症した頃、周囲で私のように苦しんでいる人はごく僅かでした。バイト先で「明日には治してこいよ!」って怒られるぐらい、認知度も低かった。

それが現在はどうでしょう。

「花粉症」は春の代名詞と言ってもいいぐらい、花粉症に苦しむ人が増えました。

本来は無害であるはずの花粉に対して、私たちの身体の「免疫システム」はなぜこんなに過剰に反応するのか?

人それぞれにアレルゲンを許容できる量があって、そのキャパシティを超えた時に花粉症を発症するという説もありました。

だから、「年々花粉症になる人が増える」と。

しかしこの説では、「なぜ私たちの免疫システムが、無害な花粉を有害なものとして過剰に排除しようとするのか?」を説明するには不十分です。


私が花粉症になった大学生の頃の生活を思い出すと、私が花粉症になった理由が「アレルゲンに対するキャパシティ云々」ではないことがよくわかります。

実家を離れて、料理をほとんどしたことがない男が一人暮らし。

今の私のように、安全な食べ物と毒になる食べ物の知識も全くありません。牛乳やカロリーメイトやスポーツドリンクが「健康に良い」と思っていたぐらい無知でした。

朝は菓子パンと牛乳。昼と夜は主にほか弁やコンビニ弁当とカップラーメン。ポテトチップスや甘いお菓子も大好きでバクバク食べていました。時々行く外食は、チェーン店の牛丼やハンバーガー、大学の学食(冷凍食品や揚げ物だらけ)や、学生通りの定食屋さん、居酒屋などなど。コーラやスプライトなどの清涼飲料水も毎日2リットル以上は飲んでいました。

食品添加物、酸化した食用油、ホルモン剤や抗生物質まみれの肉や魚、果糖ブドウ糖液糖、白砂糖など、今なら絶対に手を出さないものばかりを口に入れる生活。

洗濯用の洗剤やシャンプーも普通のものを使っていたし、清掃のアルバイトでは業務用の洗剤や床のワックスを剥がす剥離剤など、今思えばかなり強力な石油系溶剤を手袋もマスクもなしで使用していました。

口に入れるものから皮膚に触れるものまで有害な化学物質まみれで、当時の私の鼻や副鼻腔の粘膜は相当萎縮して弱っていたと思います。

そして春。

普段は空気中にない無害な花粉が大量に舞い、それが刺激となって鼻炎が発症する。

「毒素の長期間曝露による粘膜の弱体化」とでも言えばいいのでしょうか。花粉症の大きな原因はこれだと思います。

就職してからも結婚してからも「食に関する無知」は全く変わらなかったので、花粉症は年々悪化していきました。

酷い時は顔中に炎症がまわって熱も出るし、春以外にも鼻炎が発症するし、気づいたら猫アレルギーにもなっていました。仕事のストレスも悪化の要因だったと思います。

花粉症や鼻炎になったら市販の薬を飲んだり、時にはサプリやニガリを試したり。「起きた結果に対処する」だけで、「原因を変えよう」という意識は全くありませんでした。

当時は粘膜や身体的なことだけでなく、考え方や性格も良くなかった。これも食べ物の影響だと思います。


食について知り始めたのは、33歳になってから。

10年務めた会社を辞めた後の空白の期間、色んな本や人に出会ったおかげです。

それから肉を食べなくなって、魚もほぼ食べなくなって、牛乳も飲まなくなって、食品添加物や加工食品や小麦もほとんど食べなくなり、有害な洗剤や柔軟剤も使わなくなり、現在に至ります。

花粉症の症状は、あの頃と比べると明らかに軽くなりました。

猫アレルギーもなくなりました。

でも、花粉症や鼻炎がゼロになったわけではないんですね。昨日買い物に行ったら鼻炎になりました。


「これはなんでだろう?」

と考えたら、人々が有害な化学物質を使う機会とその量が増えているからだと思います。

外に出ると、街中に「人工的な香り」が漂います。スーパーやショッピングモールにしばらく居たり、座席に座らなくても電車やバスに乗っているだけで、その香りが衣服にべったり残る。いわゆる「移香」です。

原因の多くは柔軟剤だと思いますが、これだけでもかなり有害です。

空気中には香り以外にも排気ガスや様々な汚染があるし、人工電磁波もあるし、シェディングやケムトレイルもまだある。

コロナ以降常識となったアルコール消毒や除菌スプレー。これは毒そのもので、皮膚をバリアしている常在菌を殺すし、皮膚からも揮発した空気からも体内に入ります。

今や二人に一人が花粉症。花粉症が「国民病」と呼ばれるようになったのも、食の問題だけでなくこういう汚染の影響も大きいでしょう。

以前の記事にも書いた通り、花粉にも化学物質が付着しています

ある程度クシャミや鼻水が出るのは、身体が毒素を排出する防衛本能として、仕方がないことなのかもしれません。

そして食べ物。

自分の口に入れるものや身の回りにあるものから、毒素を減らす。できるだけゼロに近づける。

薬やワクチンも同様です。どうしても必要な時以外はなるべく身体に入れない。

自分以外から出されている「有害なもの」は変えられないし消せないので、マスクなどで防御するか、そういう場所へ行く(またはそういう人に会う)時間を減らす。

影響を受けたら、症状が軽いうちに何らかの方法で解毒する。


これが一番の花粉症対策、というかあらゆる病気の対策だと思います。


ただし、自分がつけているマスクからもマイクロプラスチックや発がん性のある有害物質を吸い込むことになるので、できるだけ無害なマスクを選ぶことも必要です。


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